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毎日新聞 10/22 今日の読みどころ

2014年10月22日

「きょうの読みどころ」10月22日朝刊 編集編成局次長 花谷寿人

 毎日新聞は他紙に先駆け、記事の署名化を始めた新聞です。記者1人1人が記事に責任を持つとともに、記事が偏ることなく記者の多様な考え方を尊重し、読者のみなさんにも親しまれる新聞を目指そうと思ったからです。きょうはそんな記事の中から紹介します。

【その1】
 新潟県中越地震から23日でちょうど10年。当時、取材した鈴木梢記者は、昼夜を問わず旧山古志村の村民を懸命に世話する1人の若い村職員と出会いました。その後、職員が過労で交通事故死したことを知って書いた記事が、遠く松山市の女性読者の目にとまりました。女性が職員の母親に線香を送ったことから2人の長い交流が始まります。悲しみの癒えない母親の支えとなったのが、女性から送られる絵手紙でした。鈴木記者はこの秋、母親を訪ね、その思いを社会面で伝えています。


【その2】
 記者が自由に意見を述べる「記者の目」も毎日新聞の看板コーナーの一つです。きょうは木村健二記者が「東海道新幹線開業50年」をテーマに書いています。木村記者は新幹線の車両開発を主導した技術者の部下や一番列車の運転士の妻を取材し、こう訴えています。「半世紀を経た今、後世に残すべき遺産は記録や資料のモノだけでなく、開業に関わった人々の思いではないか」。オピニオン面でお読みください。


【その3】
 4月に始まった2面の長期連載「戦後70年に向けて」。日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹・京大教授の最後の弟子で、広島の原爆で生死の境をさまよった森一久さんが主人公の第4シリーズ「原子の森 深く」もきょうで20回。いよいよ佳境を迎えます。開高健ノンフィクション賞も受賞した藤原章生編集委員による渾身のルポ。毎日新聞ニュースサイトで会員登録していただけると、連載の1回目から読むことができます。シリーズはまだまだ続きます。

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